予算決算委員長 伊藤壽君。
5:
◯予算決算委員長(伊藤 壽君) それでは、予算決算委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、令和4年度予算の補正が1件でした。
去る6月13日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第50号 令和4年度可児市一般会計補正予算(第3号)について、説明の後、質疑に付したところ、給食費の公費補填について、私立の学校や幼稚園等についてはどういう扱いとなるのかとの質疑に対し、私立の小・中学校、幼稚園、保育所等については、県において交付金や補助金の補正予算対応を予定しているとの答弁。
太陽光発電設備等設置費補助制度の創設について、そのタイムスケジュールや市民への周知方法はとの質疑に対し、7月のなるべく早期に事業が開始できるよう要綱を整備していき、市ホームページや広報紙等で周知していくとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正な補正予算と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で、予算決算委員会の審査結果報告を終わります。
6:
◯議長(
山田喜弘君) 委員長はそのままでお待ちください。
以上で予算決算委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
7:
◯議長(
山田喜弘君) 質疑もないようですので、これにて予算決算委員会の審査結果報告に対する質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
次に、総務企画委員会の報告を求めます。
総務企画委員長
野呂和久君。
8:
◯総務企画委員長(
野呂和久君) 総務企画委員会審査結果報告。
総務企画委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、条例の一部改正が2件でした。
去る6月14日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第39号 可児市議会議員及び可児市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第40号 可児市税条例等の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で総務企画委員会の審査結果報告を終わります。
9:
◯議長(
山田喜弘君) 委員長はそのままお待ちください。
以上で、総務企画委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
10:
◯議長(
山田喜弘君) 質疑もないようですので、これにて総務企画委員会の審査結果報告に対する質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
次に、建設市民委員会の報告を求めます。
建設市民委員長 中村悟君。
11:
◯建設市民委員長(中村 悟君) 建設市民委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、条例の制定が1件、条例の一部改正が1件の2件でありました。
去る6月15日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第42号 可児市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について、説明の後、質疑に付したところ、建築行為を伴わない既存住宅が長期優良住宅の認定対象として新たに追加されたことに伴い、市の業務量はどの程度影響を受けるのかとの質疑に対して、国の予想件数は全国で年間300件程度、当市ではおよそ数年に1件程度と想定されるため、大きな影響はないとの答弁。
長期優良住宅の認定制度創設前に建築された住宅も対象となるとのことだが、限りなく遡れるのかとの質疑に対して、建築士等による現況検査などを実施し、定められた基準以上の性能を持つ既存住宅であれば、建築時期に関わらず認定の対象となるとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第45号 可児市特定用途制限地域における畜舎の制限に関する条例の制定について、説明の後、質疑に付したところ、畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律の施行により、特定用途制限地域内における用途制限から畜舎等が適用除外となったが、引き続き制限することについて該当地域の住民の意見は確認したかとの質疑に対して、今回対象となる広見東部地区へは自治会を通じて意見聴取を行い、その結果、引き続き畜舎等の建築を制限することに対し反対意見はなかったとの答弁。
第6条において、特定用途制限地域の内外にわたる場合の用途制限はどのようかとの質疑に対し、畜舎等が広見東部地区とそれ以外の地区にまたがる場合には、その敷地の過半が属する地区の規定を適用することとなるとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で建設市民委員会の審査結果報告を終わります。
12:
◯議長(
山田喜弘君) 委員長はそのままでお待ちください。
以上で、建設市民委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
13:
◯議長(
山田喜弘君) 質疑もないようですので、これにて建設市民委員会の審査結果報告に対する質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
次に、教育福祉委員会の報告を求めます。
教育福祉委員長
川合敏己君。
14:
◯教育福祉委員長(
川合敏己君) 教育福祉委員会の審査結果の報告をいたします。
今期
定例会において、当委員会に審査を付託された案件は、条例の一部改正が3件でした。
去る6月16日に委員会を開催し、審査を行いました。
その結果、議案第41号 可児市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第43号 可児市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、説明の後、質疑に付したところ、国の基準改正の理由は何かとの質疑に対して、今回の基準改正は地方からの提案等に基づき、既存施設の運営や新規参入の足かせになっている規定について、保育内容に影響が生じない範囲で緩和をするとともに現場の実態に合わせて見直しを行うものであるとの答弁。
保育所等から調理業務を受託している事業者はどれくらいあるのかとの質疑に対して、公立、私立を合わせた本市の保育所、幼稚園、認定こども園は全部で20施設あるが、そのうち調理業務を外部に委託、または調理済みの給食を外部から搬入している施設は合計で11施設ある。そのうち1施設は同一法人の別事業所から外部搬入を行っているため、外部事業者が調理業務に関わる施設は10施設となる。この10施設から調理業務を受託している事業者の数は、合計で4事業者となるとの答弁。
家庭的保育事業者が書面にて記録作成を行うことが想定されているものについて、今後電磁的記録により行うことができるとのことだが、家族への連絡、例えばその日の子供の様子や気づき等もデジタル化していくのかとの質疑に対して、デジタル化は時代の趨勢でもあり、今後ますます推進されるものと考える。職員の事務負担軽減や受け手側である保護者側の事情によらず迅速な情報伝達が可能となるなど、デジタル化には一定の効果がある。しかし、デジタル化が進んでも、内容によっては文字等だけでは真意が伝わらない場合等もあるので、今後もデジタル化で対応していく部分と従来どおり対面や電話等で直接伝えていく部分を組み合わせて運用していく必要があると考えるとの答弁。
この条例改正によって、子ども・子育て支援事業計画は、前へより進みやすくなると考えるかとの質疑に対して、今回の改正では具体的には市の認可が必要となる小規模・家庭的保育事業所が対象になるので、当然市が管理運営に対して指導・監査等も行っていく必要がある。その辺りの強化や、必要に応じ実態に合わせていく中で、子ども・子育て支援事業計画にのっとった子供たちの育成につながっていくものと考えるとの答弁。
その他種々の質疑がありましたが、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第44号 可児市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、採決の結果、適正と認め、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で教育福祉委員会の審査結果報告を終わります。
15:
◯議長(
山田喜弘君) 委員長はそのままお待ちください。
以上で、教育福祉委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより、ただいまの審査結果報告に対する質疑を許します。
〔挙手する者なし〕
16:
◯議長(
山田喜弘君) 質疑もないようですので、これにて教育福祉委員会の審査結果報告に対する質疑を終結します。委員長は自席にお戻り願います。
以上で、各常任委員会の審査結果の報告は終わりました。
これより討論を行います。
通告がありませんので、これにて討論を終結します。
これより採決をします。
ただいま議題となっております8議案を一括採決します。
お諮りします。本8議案に対する各常任委員長の報告は、原案を可とするものであります。よって、本8議案は、各常任委員長の報告のとおり、それぞれ原案を可とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
17:
◯議長(
山田喜弘君) 御異議がないものと認めます。よって、本8議案はそれぞれ原案のとおり決定しました。
──────────────────────────────────────
閉会の宣告
18:
◯議長(
山田喜弘君) 以上をもちまして、今期
定例会に付議されました案件は全て終了しました。
ここで、市長から
発言を求められておりますので、これを許します。
市長
冨田成輝君。
19:
◯市長(
冨田成輝君) 令和4年第3回可児市議会
定例会の閉会に際しまして、一言御挨拶申し上げます。
去る5月27日から本日までの28日間にわたり、本会議並びに各委員会を通じまして慎重な御審議を賜り、御理解をいただいた上で補正予算案をはじめ各種の重要案件を御議決賜り、厚くお礼申し上げます。
今議会を通じて賜りました貴重な御意見や御提案につきましては、今後の市政運営に十分反映してまいりたいと考えております。
さて、今議会中の本市をめぐる動きにつきまして、若干御報告申し上げます。
5月31日、6月1日には、第92回全国市長会に出席いたしました。
5月31日に開催されました政策推進委員会には、都市税制調査委員会委員長という立場で出席し、デジタル化や原油価格・物価高騰等対策などの主要課題に対する全国市長会の対応について協議いたしました。続いて、理事・評議員合同会議には、全国市長会の理事及び相談役という立場で出席し、全国市長会への提出議案の取扱いについてなどを協議いたしました。その後、財政委員会には、委員会担当役員という立場で出席し、地方税財政関係重点提言事項について審議いたしました。
翌日の6月1日には、通常総会に出席し、ゴルフ場利用税の現行制度の堅持をはじめとした都市税財源の充実強化に関する決議など6項目の決議を行いました。
また、6月19日には、ぎふワールド・ローズガーデンにおきまして、モロッコ・ロイヤルローズガーデン改修に係る感謝状贈呈式に出席いたしました。モロッコ・ロイヤルローズガーデンを整備されましたラシャッド・ブフラル駐日モロッコ王国大使及び現場での作業に携われたモロッコ王国の職人の皆様に、岐阜県知事から感謝状が渡されました。今後は、10月のグランドオープンに向けて、モロッコの庭園を忠実に再現するための詰めの作業が行われます。
さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的にも県内においても新規感染者数が減少傾向にありますが、市内における新規感染者数は少なくなってはおりますが、連日報告されております。市民の皆様には自身の体調や感染リスクを考慮いただき、引き続き基本的な感染防止対策を実施いただきますよう、改めて御理解、御協力をお願い申し上げます。
これから暑い季節を迎えます。気温・湿度や暑さ指数が高くなる中で、マスクを着用することにより熱中症のリスクが高まるおそれがあります。夏季における児童・生徒のマスクの着用については、マスクの着用が不要な場面では熱中症対策を優先し、マスクを外すよう指導した上で、感染防止に必要な対策を取るという考え方が国から示されましたので、各小・中学校における対応方針を確認するとともに、保護者の皆様へもお知らせいたしました。市民の皆様におかれましても、マスクの着用につきましては気温や体調に考慮いただき、人との距離など状況に応じて使い分けていただくようお願い申し上げます。
なお、ワクチン接種につきましては、4回目の接種が本格化してまいります。60歳以上の市民の方を対象とする先行予約のお申込みをいただいた方など、対象の方への接種券を順次送付し、希望される方への接種を進めてまいりますので、これまで同様円滑な接種の実施に御理解、御協力をお願い申し上げます。
議員各位には、梅雨の季節を経て、酷暑に向かう折、くれぐれも健康に御留意され、御自愛いただきますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
20:
◯議長(
山田喜弘君) これをもちまして、令和4年(2022年)第3回可児市議会
定例会、バラ議会を閉会します。長期間にわたりまして誠にお疲れさまでございました。
閉会 午前9時20分
前記のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
令和4年6月23日
可児市議会議長 山 田 喜 弘
署 名 議 員 中 野 喜 一